知られざる感動の大地、アリゾナ州 
フェニックス

フェニックスは、アリゾナ州の州都であり、アリゾナ州最大の都市です。人口は1,601,587人で、全米第5位の規模。周辺のスコッツデール、テンピ、メサ、グレンデールとともにフェニックス大都市圏(全米第12位の規模)を形成し、西部アメリカの政治と経済の中心となっています。

一帯は乾燥気候の砂漠地帯のため、フェニックスの別称は「太陽の谷(Valley of Sun)」。飛行機で訪れる方は、延々と広がる茶色の大地の中に、突如として現れるフェニックスの巨大な街に驚くはずです。

フェニックスの歴史はそれほど古くはありません。1936年に連邦政府のニューディール政策で竣工したフーバーダムから安定的な水資源を供給できるようになるまでは、小さな町でした。しかしその後、ダムから得られる無尽蔵の水資源と電力のおかげで、街は今日にいたるまで急速に発展し続けています。

しかし、フェニックスは、人口こそ全米第5位ですが、超高層ビルが林立する「都市」と呼ぶよりは、広大な「街」と呼ぶほうが適しています。砂漠地帯という障害物のない平野のため、街が上ではなく、横に拡大していくためです。

フェニックスでは、平屋建ての家が多く、3階建て以上の建物を見ることは基本的にありません。人口の増加とともに、フェニックスの街は今でも東西南北に広がり続けています。

フェニックスの写真

フェニックスは政治と経済の中心地であるため、ダウンタウンには、州議事堂などの政府施設や、コンベンションセンター、金融機関などが集まっています。半導体産業、航空機産業、電子機器工業、バイオ産業なども近年、目覚ましく発展しています。

避暑地として有名なフェニックス大都市圏にはリゾート施設も多く、さらに、アメリカ4大スポーツのMLB(野球)、NBA(バスケットボール)、NFL(アメリカンフットボール)、NHL(アイスホッケー)のクラブチームもすべてフェニックスに拠点を置いています。

全米有数のアリゾナ州立大学やサもフェニックス大都市圏(テンピ)に本部を置いているため、大学スポーツも盛んです。休日になると、ユニフォームに身を包んでスポーツ観戦に出かけるのが、地元の人たちの一番の楽しみになっています。

フェニックス・スカイハーバー国際空港(Phoenix Sky Harbor International Airport:PHX)

フェニックス空港

ターミナル

ターミナル2、ターミナル3、ターミナル4の3つ。ターミナル1は1990年に取り壊されてしまい現在はありません。 各ターミナル間、および各ターミナル-ライトレールの最寄り駅間、ターミナル-レンタカーセンター間には無料のシャトルバス(PHX Sky Train)が運行しています。

  • ターミナル2
  • Air Canada, Alaska Airlines, Arizona Express, Continental, Great Lakes, United Airlines/TED, Us Airways
  • ターミナル3
  • American Airlines, Delta Airlines, Frontier Airlines, JetBlue Airways, Midwest Airlines, Northwest/KLM, Sun Country Airlines
  • ターミナル4
  • Aeromexico, American West Airlines, American West Express, ATA, British Airways, Hawaiian Airlines, Southwest Airlines, Westjet

レンタカー

レンタカーセンターが空港の南西約5kmのところにあり、合計13社のレンタカー会社の営業所があります。 空港付近はレンタカーに特別税がかかるため、多少割高ですが、空港エリア外に行くにはさらにお金がかかってしまうので、やむをえずここで借りるのが一般的です。

レンタカー会社は、
Advantage,Alamo,AVIS,Budget,Dollar,Enterprise,Fox,Hertz,National,Payless,Thrifty。 土日に休みの場合がときどきあり、繁忙期には各社で料金が大きく変わるため、事前に休日や料金の下調べ、できれば予約までしておくことをおススメします。

空港から/空港へのアクセス

乗り物 行き先/営業時間/料金 乗車場所/所要時間 ワンポイントアドバイス
路面電車
ライトレール
行き先:ダウンタウン、テンピ(下記、地図)
営業時間:毎日5:00前~24:00頃まで10~20分間隔
料金:$1.75(一律)。一日券$3.50
空港発:各ターミナルから出ている無料シャトルバスでライトレールの44th St./Washington駅へ。
空港行き:ライトレールの44th St./Washington駅で無料のシャトルバスに乗り換え。
所要時間:ダウンタウンまで約40分
ダウンタウンまでの予算を節約する場合は、一番おススメ。運行区間がかなり限定されるため、ダウンタウン以外には行けない。各駅にタクシー乗り場はないので注意。
乗合バン
スーパーシャトル
行き先:フェニックス大都市圏どこでも
営業時間:24時間随時
料金:ダウンタウンまで$12~15、テンピまで$14~15、スコッツデールまで$16、グレンデールまで$25。同行の二人目以降は距離に関係なく1人$7。
空港発:各ターミナルでVan Serviceのサインに従うとトランシーバーを持った係員が待っているので、目的地を告げる。バンの番号を伝えられので、そのバンに搭乗する。
空港行き:事前にHPから予約
所要時間:ダウンタウンまで約10~20分
ライトレールの駅付近以外に行くには最も便利な交通手段。深夜でも運航しており、常に係員がいるため安全。
タクシー
(AAAキャブ)
(602)-437-4000
行き先:どこでも
営業時間:24時間随時
料金:ダウンタウンまで$20以上(最初の1.4Km $5、以降1.4Km毎に$2)
空港発:各ターミナルの乗り場から乗車
空港行き:事前に電話予約、またはホテルなどから乗車
所要時間:ダウンタウンまで約10~15分
急いでいる場合などに便利。

路面バス(バレーメトロ)を使う手段もありますが、運行間隔が長く、路線経路の種類も多く、わかりづらいため、あまりおススメしません。現地の人もバレーメトロは使わず、空港へのアクセスはスーパーシャトルを使うことが一般的です。

ライトレール(Light Rail)の地図

ライトレール(Light Rail)の地図

アメリカの主要鉄道網であるアムトラック(Amtrak)はフェニックスを通っていません。

アメリカの長距離バスネットワークであるグレイハウンド(Greyhound)のターミナルが、スカイハーバー国際空港のすぐ西側、E.21st とBuckeye Road.との角にあります。

観光スポット(フェニックス周辺)」をご覧ください。

フェニックスでのショッピングは、ショッピングモールやアウトレットモールなどモールが中心となっています。

スコッツデールにある、アメリカ西部最大規模のショッピングモール。大手3デパートを含め合計160のファッション店、カフェー、レストラン、映画館が集まっています。

  • 住所:7014-590 East Camelback Road, Scottsdale, AZ 85251
  • 営業時間:月~土 10:00~21:00、日11:00~18:00、祝日前後は営業時間の変更有り

テンピにあるアウトレットモール。175のアウトレットストア、ディスカウントストア、レストランがあります。

  • 住所:5000 S. Arizona Mills Circle, Tempe, AZ 85282
  • 営業時間:月~土 10:00~21:00、日 11:00~18:00、祝日前後は営業時間の変更有り

ダウンタウンの中心部に本拠地であるチェース・フィールド(Chase Field)があります。野球観戦はもちろん、球場観覧ツアーも行われています。

同じくダウンタウンの中心部に本拠地USエアウェイズセンター(US Airways Center)があります。

グレンデールに本拠地ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム(University of Phoenix Stadium)があります。

グレンデールに本拠地ジョビング・ドットコム・アリーナ(Jobing.com Arena)があります。

テンピに本部を置く、全米でも有数の総合大学。学生数が多いことでも有名で、約5万人の学生が在籍。

グレンデールを拠点とするビジネススクール(大学院大学)。グローバルビジネスの分野で全米ランキング第1位。

  • 姫路市(日本)
  • カルガリー(カナダ)
  • カターニア(イタリア)
  • 成都(中華人民共和国)
  • エニス(アイルランド)
  • グルノーブル(フランス)
  • エルモシージョ(メキシコ)
  • プラハ(チェコ)
  • ラマトガン(イスラエル)
  • 台北市(台湾)

フェニックスの観光をお考えの方は、各社が提供しているツアーに申し込むのがおすすめです。

アリゾナ周辺、セドナ・グランドキャニオンなどへの旅行をお考えの方は、エクスペディアが便利です。セドナ周辺のホテル情報もとても充実しており、最安値で予約することが可能です。航空券の予約もできるので、自由にスケジュールを組みたい方におすすめです。

エクスペディア

  • 世界20か国でサービス展開する、マイクロソフトから独立した世界最大のオンライン旅行会社
  • 世界3万都市、14万件以上のホテルをリアルタイム空室検索
  • 他サイトより1円でも高ければ「差額+5,000円クーポン」返金する最低価格保証サービスにより、世界中の人気ホテルをどこよりも安く予約可能

ホテルのみ、ホテル+航空券、航空券のみなど、自由な組み合わせでオンライン予約が可能。ホテル情報も充実しており、価格面でも最低価格が保証されているので、ツアーではない旅行を計画するなら必ず利用したいサイトです。エクスペディアは下記よりどうぞ。

エクスペディア

海外旅行に行く際は、通貨の両替など金銭面の準備を色々考えなければいけませんが、そこでとても便利なのが、JTBの海外専用Visaトラベルプリペイドカード「MoneyT Global」です。日本で専用口座に予め入金しておくことで、現地で必要な時に必要な分だけ現地通貨を引き出すことができるサービスです。

  1. キャッシュカード感覚で利用することができ、入会金・年会費・入金手数料など全て無料です。
  2. 日本で専用口座に入金しておけば、海外のATMから現地通貨を引き出すことができます。
  3. 海外のVisa加盟店であればサインするだけでショッピングやレストランの支払いが可能です。
  4. 盗難・紛失した場合は24時間対応のコールセンターで即時にカード利用を停止できます。
  5. 世界40都市にある「JTBトラベルデスク」が日本語でサポートしてくれます。

お金はいくら持っていこうか、両替はどこでしようか、など海外旅行にお金の悩みはつきものですが、この「MoneyT Global」が1枚あればそうした悩みは全て必要なくなります。とても便利なシステムなので、ぜひ旅行の事前に申し込んでおきましょう。

MoneyT Globalの詳細を見る

海外旅行に行く際の携帯電話にお悩みの方も多いかと思いますが、そこでおすすめできるのがモベルです。モベルでは、月額基本料金0円、ミニマムチャージ0円、最低契約期間もなく、一度購入したら、後は通話料金だけで世界170ヶ国で利用できる携帯電話を販売しています。

海外旅行のたびに携帯電話会社にレンタルしに行く必要もなく、日本の携帯電話会社の複雑な料金システムで損をすることもありませんので、とてもおすすめです。

もちろん、購入だけでなくレンタルもあり、レンタル料金も他社に比べて圧倒的にお得なので、何度も海外に行く方は購入、一度だけという方はレンタルというのがおすすめです。モベルの詳細は下記よりどうぞ。

モベルの詳細を見る

アリゾナ州へ旅行をお考えの方のために、ぜひとも持っていきたい持ち物リストをお伝えします。アリゾナ州はとても日差しが強いので、少なくとも下記のアイテムは準備した上で旅行に行かれることをおすすめします。

  • サングラス:日差しが強いので、必須アイテムです。紫外線カットレンズを選びましょう。
  • 帽子:日差しが強いので、必須アイテムです。長袖にデニム、帽子が一番です。
  • 軍手・手袋:日差しが強いので、用意したほうがよい。
  • ウォーキングシューズ:歩きやすい靴を用意しましょう。
  • 双眼鏡:グランドキャニオンに行く場合は、双眼鏡があったほうが楽しめます。

その他、旅行に必要なスーツケースや防犯グッズなどは下記からどうぞ。

地球の歩き方ストア